about

伊東合資とは

あるがままを、そのまま伝える。
それが素晴らしいということを知ってもらうために。

かつて亀崎の町は醸造業、海運業を中心に非常に栄えた町でした。
江戸時代には江戸と上方(関西)の中間にあたる「中国酒」として名を馳せた知多半島の酒。
亀崎はその中心地として栄えていました。
大正時代には3階建ての百貨店があり、劇場があり、複数の銀行が並ぶほど。

そして、敷嶋を醸していた伊東合資会社はその亀崎の中心的な酒蔵でした。

しかし、伊東合資会社は2000年に廃業。
今、亀崎でその隆盛が感じられるのは、300年以上の歴史を誇る潮干祭の2日間だけ。
この何十年もの間に、沢山の「文化」が失われていきました。

亀崎の皆さんは「昔はすごかった」と先輩方は皆口を揃えて笑顔で言います。
自分のルーツであるこの家がそれをまさに物語っているのを見て、「悔しい」と思ったのです。
せっかく素敵な場所、歴史、文化があるのにも関わらず、それが知られず、そしてこのままだと朽ちていく。
皆にとって当たり前が、実は他の人にとっては特別なもの。
だったら、まずそれを伝えることが未来を変える第一歩なのではないか。

そんな想いからこの場所を買い戻し、極力昔ながらのやり方で改装し、
色んな方が足を踏み入れることができる場所にしました。

まだまだ亀崎、そして愛知・日本には素敵な場所が沢山あります。
この場所から少しずつ、一歩ずつ、背伸びをせず、伝えていけたらなと思います。

株式会社亀崎Kamos
代表 伊東 優

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